ご挨拶

注文住宅の設計から完成までの工事監理を行う建築設計事務所でございます。
住宅を計画されているご家族の思いや考えそして希望や夢を真摯にお聞きして理想の家をお造りしたと思っています。
住宅の建設は、住み手となる「建主」と建主の要望と敷地の条件を整理提案する「設計士」と設計図を基に工事を行う「施工責任者」との三位一体となった共同作業だと考えます。
安心して長く住める住まい、そして健康な心地よい住まいにするためにいかにあるべきかを完成まで思案追及してゆく一連の作業が設計の仕事であると考えています。
このチームワークプロジェクトを円滑に行い満足な住宅をお引渡しすることが設計士の責務 であると思っております。


住宅設計に対する考え方

住まわれる方々にとって「いい住い」と思われる、住宅を設計して行きたいと思っています。
「いい住まい」とは、住み手によって判断の違いはあると思いますが、全てに共通する「いい住い」を創り出している要素があります。
「いい住い」に欠かせないものは、五感を刺激してくれる空間構成と建物内外部の構成素材が身体に心地よい自然の素材を使用することにあると思います。

「視」=動線の変化に伴う視線の変化に対応した室の配置と窓や壁の位置関係、外部からの視線を守りつつ、
    自然の移り変わりを室内に取り込むこと。
「聴」=隣の部屋や上下階の物音に適度な遮音と相手の様子を伺うことのできること。
「嗅」=住宅ではできるだけ室内臭を無くす傾向にありますが、畳の張り替えた後の青々しいい素材本来の臭い
    や、食事のおいしそうな臭いが漂ってくるのもいいものです。
「味」=住いにとってほとんど無い刺激ですが、落ち着いた心地よい室での食事はより一層味を引き立てます。
「触」=安全な素材を肌で感じることです。無垢の節だった床板や壁板、コテ目のある塗り壁など、 ザラザラ
     、ツルツル、カサカサ、シットリとした素材を素肌で感じること。自然の素材だからこそ時間の変化
    を刻み込み家族の歴史を残してくれるのです。

以上のような五つの感覚で住いを考え、「いい住まい」を設計していきたいと思っています。
住宅の平面や断面の空間構成は、一体空間の連続した広がりをもったプランが理想と考えています。

聡設計参考資料


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